「どうすれば理想の女性をモノにできるんだ？」「ナンパが全然成功しない…」貴方もそう悩んでないか？ そんな貴方に朗報だ。実は、恋愛やナンパの成功には、人間が本能的に持っている「6つの心理原理」を理解し、活用することが不可欠なんだ。
心理学の世界的ベストセラーであるロバート・チャルディーニ著の『影響力の武器』には、この6つの原理が書かれている。これらは、貴方の恋愛やナンパにおいて驚くほどの威力を発揮する。この記事では、それぞれの原理を具体的なテクニックと合わせて解説する。
今日から貴方も、これらの心理学を武器に、女性を貴方なしではいられない存在にしよう。
1. 返報性の原理：「与える」ことで相手の心を掴む最強の心理
返報性とは、人は何かを与えられると、お返しをしたいという気持ちになる心理原理だ。デパ地下で無料で試食するとその食べ物を買いたくなったり、親切にされると恩返ししたくなる。逆に意地悪をされると仕返ししたくなる。この返報性原理は、6つの中で最強の原理だと僕は断言する。
「こっちから先に与えるのは、与え損になるかもしれないじゃん」と考える男はモテない。先手を取ってさっさと与える方が、実はモテるのだ。時には与え損になることもあるだろう。だが、1回やって損したら5回10回と与え続ければいい。
とは言え、スマートに与えたいものだ。お金をガンガン与えるようなやり方だと、金持ちしかモテない。庶民にはそんなお金はない。そこで、ちょっとした親切や、女性を褒めるといった与え方をお勧めする。
ストリートナンパで返報性を活用する方法
ストナンなら、貴方の服装は清潔感があり、女性に安心感を与えるスーツにするのが無難だ。これも、先に相手に「安心感」という価値を与えている。
声をかける時も、最初に笑顔で「可愛いね」と一言褒めてからナンパするんだ。少しくらいオーバーに「本当に可愛いな！」と驚いた演技をしてもいい。安心感を与える服装をした男がいきなり自分を褒めると、女性は冷たくあしらいづらくなる。初撃からトップギアで主導権を握るのだ。
連絡先交換だけでもできたら、その場でお礼を言う。そして別れてすぐに、またお礼のLINEなりを送る。首尾よくデートまで持ち込めたら、最初は当然、男性が奢る。お店の席に着く時も、椅子を引いてあげて女性をエスコートしよう。
こういう小さな親切を大量に与え続けるんだ。一つ一つは小さくても、10個20個になれば威力を発揮する。飲んでいる時も、女性の話に真剣に耳を傾けて相槌を打つ。反論や説教は論外だし、自分ばかり話すのもダメだ。
女性は自分の話をずっと聞いてほしいのである。女性は何度も同じ話をするが、それでも貴方は耳を傾けよう。
こうして与え続けてからホテルへ誘う。セックスの時も、最初は「与えるセックス」を心がける。愛撫は丁寧に長く、愛の言葉も雨のように浴びせるんだ。ホテルに行くのを断られても、絶対に不機嫌にならず、次に繋げるように別れよう。
不機嫌な態度を見せれば、逆返報性の原理が働くからだ。返報性（逆も）原理は最強の原理である。これを忘れてはいけない。
出会い系サイトやマッチングアプリで返報性を利用するコツ
ネットでナンパする時の写真で、最初に安心感を与えることが重要だ。スーツやジャケットが無難だ。貴方のこだわりのファッションは、早くても2度目のデートで披露しよう。最初は女性の不安や警戒心を解くのが最優先だ。
プロフィールには、女性が知りたいであろう情報を先に全て書いておく。嘘でも構わないが、空白はダメだ。これも先に情報という価値を与える行為だ。プロフィールがスカスカで、ファーストメッセージで「今からエッチしよう」では、相手にされない。こういう男性は出会い系サイトではかなり多いのだ。
僕がメッセージのやり取りで多用し、成功してきた手法を教える。それは、こっちから先に電話番号やLINEを教えることだ。これは基本だが、それで会えれば問題なし。
しかし、上手く会えないこともあるだろう。そんな時に、「お話できて楽しかったです。いつでも良いので暇があったら会ってくださいね」とLINEなりメッセージなりを送る。
すると直後に、女性からLINEや電話がかかってくることが何度もあったんだ。
会えないと分かると態度が豹変し、スパッと連絡を切る男が多い中で、こういうリアクションをすると、逆に女性の心が揺らぐのだ。「なんかこの人は良い人そうだな」と。
そして、そういう女性と即パコしたこともある。少しリアクションを変えただけで、会えない状態から即パコまで大逆転できるのだ。どんな時でも、ひたすら与え続けると成功確率が高まる。
2. 一貫性の原理：「小さな行動」から「大きな行動」へ導く心理
一貫性とは、人は一度決めたことや約束、あるいは自分自身の行動に沿って、その後も矛盾しない行動を取ろうとする心理だ。簡単なアンケートに答えると、その後の本格的な調査にも協力したくなる。小さな要求を受け入れると、大きな要求も受け入れやすくなるのだ。
女性は好きな男性とセックスするのではなく、セックスした男性を好きになる。この心理も一貫性だ。セックスしたのに嫌いになるのは一貫性がない。
朝、「辛いなあ、会社に行きたくないなあ」と思っていても、スーツを着てネクタイを締めると、仕事モードに入り、やる気が出てくるのも一貫性原理の作用だ。
ナンパで一貫性原理を利用する方法
一貫性原理を2つに因数分解すると、以下のようになる。
- 行動が心を決める。
- 小さな行動をすると、大きな行動もしてしまう。
人は自分が行動したような心理や性格になる。ナンパして最初に笑顔で会話すると飲みに行きやすくなり、飲みに行くとラブホテルに行きやすくなり、セックスすると相手を好きになってしまう。これらには一貫性があるからだ。
従って、最初の声掛けは絶対にこっちは笑顔で、相手を褒めないといけない。
男「今、暇？」、女「ウザイから」（しかめっ面で）。ファーストフェイズでこうなると、その後も女性の不機嫌と一貫した展開になり、そこからセックスに持ち込むのは至難の業なのだ。だから、最初の声掛けを軽視してはいけない。
デート中のトークも、少しずつセックスを連想する方向に持っていく。仕事の話ばかりして、「さて、そろそろラブホに行こうか」とはならない。セックスを連想するトークに持ち込む際、間接的アプローチから入るのがコツだ。
女性が酔っ払い、信頼関係もある程度構築できてからエロ話をしてもいいが、いきなり「エッチは好き？」では引かれるからだ。
例えば、女性に「私って流されやすいんだよねえ」とか、「たまにいつもと違うことをしたくなる」と言わせたりする。女性が仕事の話をしていて、途中で計画を変更したエピソードを披露したら、「君って柔軟に計画を変えるんだね」から「流れに身を任せるタイプじゃん」と繋ぐ。
新しい趣味にチャレンジした話をするなら、「何でもまずはやってみるってのは素晴らしいと思う」と褒め、「何事もやらないと分からないしね。やってから合わないと思えばやめればいいけど、最初からやらないのは大きなチャンスを逃すかもしれないし」と言えばいい。
こうして、少しずつ女性を保守から革新へ変えていく。そうして仕込んでから、直接的アプローチで恋愛相談やエッチ系トークに持っていく。目的の「ラブホでセックスする」を目指すように女性に一貫性を持たせよう。
常に、貴方が今しているトークは目的のセックスを目指しているか？を意識することだ。全ての行動は1つ目的を志向すべきだ。
女性に自分への愛と忠誠をコミットメントさせる恋愛洗脳術
初対面のナンパを成功させてセックスし、セフレなり恋人にできたら、女性に自分への紙のラブレターを書かせ、貴方の目の前で朗読させよう。
何故なら、自分の手で相手への愛や感謝の気持ちを書き、それを相手の前で読むと、女性は自分で自分を洗脳してしまうからだ。手書きというのがポイントだ。人間の脳はデジタルよりも紙の歴史の方が圧倒的に長いので、手書きに反応するようにできている。
スウェーデンでデジタル教育が失敗し、紙の教育に戻したケースもあるほどだ。
加えて、自分への愛や感謝を女性に再確認させられる。愛や感謝を再確認しながら相手を嫌いになるのは、一貫性がなく難しい。人間の脳はシンプルで一貫性があるものを好むのだ。女性が好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになるのも、まさにこの原理の応用だ。
3. 社会的証明の原理：「みんながやってる」は強力な説得力
社会的証明とは、人は大勢の人がしていることを「正しい」と思い込み、その行動を模倣しようとする心理だ。流行っている人気のお店に大勢の人が並んでいたら、「きっと良い店に違いない」と思うだろう。自分だけ大勢と違うことをするのは勇気がいるし、ストレスになるのだ。
ナンパで社会的証明原理を利用する方法
女性を流行っている人気のお店に誘おう: 女性をナンパする際、流行っている人気のお店に誘うのが効果的だ。なぜなら、「みんなが行く店＝自分も行った方がいい店」だと人間は思い込むからだ。女性は周囲の評価を気にする生き物なので、みんなが良いと思っている場所に行くことに抵抗はない。
貴方自身が「モテる」と演技しよう: 無駄な武勇伝や自慢話は良くないが、貴方がモテない、シャイだ、女性が苦手、というような素振りは絶対に見せてはいけない。「他の女性が相手しない男なら、私も相手しない方がいいかも」と思われてしまうからだ。
自信のある振る舞いをすることで、「この人は他の女性からも求められている魅力的な男性だ」と錯覚させることができる。
4. 好意の原理：人は好きな人の言うことを聞く
好意の原理とは、人は自分に似た人、自分を褒める人、自分と同じ目標を共有する人が好きになるという心理だ。貴方自身も、好きな人から何かを頼まれたら、つい聞いてしまうだろう？
ナンパで好意の原理を利用する方法
自分を相手に似せよう（ミラーリング）: 人は自分と似た人に好意を抱く。相手が丁寧な言葉遣いなら、最初は貴方も丁寧にメールなりLINEなりする。相手が砕けた感じなら、こっちも軽いノリの言葉を使う。相手の髪の色やファッションと自分のそれらも乖離を小さくする。
見た目は髪を染める、服を買う、日サロに行く、眉毛をケアすると、いくらでも変えることができる。 安売り店で服を買ったり、眉毛ケア動画をYouTubeで見るとか、お金を掛けずにできることはいくらでもある。
また、相手の価値観にも自分を合わせる。水商売の女性に真面目さを説いたり、内向的な女性にアウトドアな趣味を勧めたりしてはいけない。
女の子を褒めまくれ: 自分を褒める人を嫌いになる人はいない。女の子は特にそうだ。男のエゲツない欲望が性欲だとすれば、女の子のエゲツない欲望は「愛されたい願望」だ。
コツは、大量に同時に褒めることだ。これはあらゆる行動に当てはまるが、何かをする時は大量に同時にやると最大効果を叩き出せる。 従って、女の子の顔も髪型もファッションもメイクも笑顔も仕草も趣味も仕事も全て褒める。出し惜しみせずに初日に全部出しきる。大量に、同時に、だ。
同じ目標を共有する: 女性が行きたい場所に一緒に行く。女性がしたことを一緒にする。他にも、「会うこと自体」を特別な目標にする。
例えば、「退屈な日常を忘れる日にする」とかだ。ただ会おうと誘うよりも、相手が退屈そうなら「じゃあ一日だけ退屈を忘れてみよう」と誘う。夫と上手くいっていない人妻なら「週末は独身時代に戻ろう」と言ってみる。
こうして、ただ会うのではなく、特定の目標を達成するようにして、それを2人で共有するんだ。
5. 権威の原理：人は「強い立場」に従う
権威の原理とは、人は権威ある人物や専門家の言うことに従いやすいという心理だ。医者の白衣や警察官の制服を見ると、無意識にその指示に従おうとするだろう。人は権威にひれ伏すからだ。
ナンパで権威の原理を利用する方法
貴方自身を権威付けよう。大企業に勤めているなら、それを絶対に言うべきだ。昔に派遣で仕事をしていたとしても、「元◯◯勤務で、今はフリーランス（暗に社長アピール）です」くらいのハッタリをかまそう。「派遣で食い繋いでます…」とは絶対に言ってはいけない。
他にも、講師、コンサルタント、アーティストのような肩書を持つといい。中小企業の冴えないサラリーマンでも、クライアントにコンサルしているとか、フリーターでもダイエットブログをしているなら、ダイエットについてオンライン講師をしているとか、自分の身分を「加工」しよう。相手の属性によるが、スーツにネクタイ姿で会うのも一つの手だ。
6. 希少性の原理：「手に入りにくいもの」は価値がある
希少性の原理とは、人は「手に入りにくいもの」や「限定的なもの」に価値を感じ、欲しがるという心理だ。「今だけ」「数量限定」「最後のチャンス」といった言葉に人は弱い。
ナンパで希少性の原理を利用する方法
予約が難しいレストランに誘う。もうすぐ公開が終わる人気映画に誘う。このような希少性があるものに人は弱い。飲んだ後にラブホテルに連れて行きたいなら、「◯◯は21時になるとライトアップされて夜景がすごく綺麗だよ。人生で1回は見た方が絶対にいい」という誘い方もあるだろう。
そういう希少性のある場所、時間を狙ってデートを設定する。こうすると、女性も簡単に帰りづらくなるのだ。
セフレにした後なら、他のセフレの存在を匂わせて、貴方自身の希少性を高めるのもいい。これは社会的証明の原理も働く。他の女性が欲しがる男なら、自分も模倣して欲しがるようになるからだ。
注意点は、セフレにする前に他の女性の存在を匂わせると、相手に見切られるリスクがあることだ。これは、ある程度、女性の心と体を掌握してから使うテクニックであることを忘れてはいけない。
まとめ：心理学を武器に、貴方も「モテる男」へ
ロバート・チャルディーニの『影響力の武器』で示された6つの心理原理は、恋愛やナンパにおいて強力な武器となる。
返報性: 先に与え、恩義を感じさせる。
一貫性: 小さな行動から大きな行動へ導き、相手の心をコミットさせる。
社会的証明: みんなが欲しがる男、人気の場所に誘う。
好意: 相手に寄り添い、褒め、共通の目標を持つ。
権威: 自分を権威付け、相手に服従させる。
希少性: 手に入りにくい状況を作り出し、価値を高める。
